お金を貯める3本柱 ~保険編~

お金を貯める3本柱お金を増やすということ

貯蓄に適した保険について

一口で「保険」といっても様々な種類があります。

例えば、医療保険やがん保険はイザというときの医療費を補填するための保険です。

偶然のケガの時には、傷害保険がありますし、旅行の時に加入する国内旅行保険なんて商品もあります。

ある一定の年齢までにお金を貯めたいというときには、「養老保険」が選択肢になります。

老後のために貯蓄したいというときの代表格は、「個人年金保険」となります。

貯蓄性のある保険の特徴について

色々な保険会社が商品を出していますが、

「養老保険」というのは、一定期間(例えば20年間)、保険料を払い続け、満期になれば支払われるタイプの保険です。

また、途中で死亡した場合も、保険金が支払われます。

ですので、強制的に貯金をしたい場合に利用する保険です。

「個人年金保険」は、老後(例えば60歳から)から一定金額が、年金のように支払われる保険です。

ですので、老後の生活は、国からの年金+個人年金で暮らしていくことになります。

細かいですが、「個人年金保険」には三種類あります。

  • 確定年金
  • 終身年金
  • 有期年金

「確定年金」は、被保険者の生死にかかわらず、一定期間年金が支払われます。

ですので、加入者が亡くなっても、支払われるはずだった年金と同額のお金が、遺族に支払われます。

確定年金

「終身年金」は、被保険者が生きている限り、ずっと年金が支払われます。亡くなってしまうと、支払はストップされます。

生きている限りずっと支払われるということは、毎月の保険料が高めになるということです。

ちなみに、女性の方が平均寿命が長いので、男性に比べて保険料が高くなります。

終身年金

「有期年金」は、確定年金の一種ですが、被保険者が亡くなると、年金もストップします。(一定期間支払いが続く「保証期間付有期年金」という商品もあります)

有期年金

どの保険を選べばいいの?

何のために保険に入るのかを考えよう

個人的な意見になりますが、

  • 「投資」なんてしたくない、でも、「預金」じゃお金が増えない
  • ついついお金を使ってしまって、お金が全然たまらない

という方は、「養老保険」を選択してください。

ただ、日本人の「投資」に関する苦手意識を変えたいというのが、このブログの目的でもあります。

老後資金が目的であれば、ぜひ「個人年金保険」はお勧めしたいと思います。

理由は、以下の通りです。

  • (確実に足りない)国の年金を補填する役割がある
  • 年金形式のため、お金を使い込む危険がない

もちろん、老後のためじゃなくて、数年先のためにお金を貯めたいという場合は、適していません。

どの保険も「目的」をはっきりさせてから、加入することをおすすめします。

保険会社の言いなりに契約するなんてことは無いように、気を付けてください。

その他の保険についても知っておこう

保険会社は色々な保険を取り扱っていますが、代表的な保険と特徴、入るべきか入らないべきかの目安をまとめます。

前提ですが、各個人によって、今入ったほうが良い保険はまちまちです。

決して、「○○保険は入らなくていい」とか「△△保険はお金の無駄」とかいう、極端な意見には耳を傾けないで下さい。

家族構成や年齢、目的、今の貯蓄額によって全然違ってきますので、だまされないようにしてください。

保険と言えば、このイメージ? 「生命保険」について

「生命保険」は被保険者が亡くなったときに、遺族に支払われる保険です。

実際のところ、遺された遺族からすれば、かなり有難い保険になります。

私の意見としては、保険金額は慎重に考える必要がありますが、一般家庭の場合、「生命保険」の加入は必要だと考えています。

ただし、今の貯金額や他に加入している保険、株などの金融商品の残高を考えて、十分な金額だと判断した場合は、不要です。

「傷害保険」も死亡時に保険金が支払われますが、どちらかというと治療時の医療費の補填の意味合いが強くなります。

医療保険、がん保険、所得補償保険について

「医療保険」は入院時の医療費補填、「がん保険」は医療保険の中でも「がん」に特化した保険になります。

大まかな違いは、「医療保険」は支払われる期間が決まっていますが、「がん保険」は「がん」が理由である限り、入院に関する費用がずっと支払われます。

医療費に関しては、国からの補助があり、働き盛りの年齢であれば、3割負担なのはご存じかと思いますが、月ごとの支払いが高額になった場合は、高額療養費制度というものがあります。

収入(所得額)によっても違うのですが、普通のサラリーマンだと、月の支払限度額が8万円代になります。

たとえば、月に30万円の医療費がかかったとしても、約8万円との差額の22万円は返ってくることになります(申請が必要です)

そのため、「医療保険」や「がん保険」が必要かは、高額療養費制度の限度額と相談する必要があります。

高額医療費控除
引用元:厚労省 https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150/

「所得補償保険」は、最近流行り始めた保険で、ケガや病気で仕事ができなくなった場合に備える、給料の補填のための商品です。入院しているかは関係ありません。

これも、なんらかの不労所得(株の配当など)や、預金が十分にある場合は、加入する必要はありません。

どの保険も未来への不安を解消するために入るものになります。ですので、他の手段で代替えできるのであれば加入する必要はありません。

繰り返しになりますが、「保険料が無駄」といった単純な理由で入らないのではなく、じっくりと考えて結論を出してください。

すべてはバランスで決まります

「保険」は、簡単に加入できることもあり、深く考えずに入っている人もいるかと思いますが、長期間にわたって保険料を支払うことになるため、本当に必要なのかをじっくりと考える必要があります。

貯蓄と考えるのであれば、現金(預金)と投資とのバランスが大事です。

例えば、老後資金に関しては、「個人年金保険」で確保し、「投資」で住宅取得費や教育費の足りない部分を補うという考え方もありますし、

長期積立投資(別記事で解説)のみで老後資金を用意し、「保険」はイザというときの保険のみ加入するというのもよいでしょう。

基本は忘れないようにしてください。

何事も、各個人に合った方法をとるのが大事です。もし、何か不安なことがありましたら、ファイナンシャルプランナーに相談するのもよいかと思います。

ただし、保険や投資商品を取り扱っているファイナンシャルプランナーもおりますので、言いなりにはならないように気を付けてください。

どうしても不安という場合は、以下のようなサービスをやっておりますので、ご相談下さい。

あなたのお金のお悩み、解決のお手伝いをします